「村上、元気そうでよかった。」さんは、テレビ東京のバラエティ番組『ゴッドタン』への出演をきっかけに注目を集めた若手ピン芸人です。特に2024年3月放送の「この若手知ってんのか!? 2024」企画では、「こいつはヤバい芸人」部門で第2位に選出され、その尖った芸風と独特のキャラクターが話題となりました。
プロフィール 本名は?
- 芸名:村上、元気そうでよかった。 (本名:村上博貴)
- 生年月日:1998年9月8日
- 出身地:東京都
- 血液型:AB型
- 身長:170cm 足27㎝
- 趣味:野球(特に上原浩治選手のファン)、ABEMA視聴
- 特技:痛みにとても強い、迷惑をかけない、どんなことも我慢できる、速い球を投げられる
- 学歴:早稲田実業初等部から早稲田大学まで一貫して早稲田で学び、野球部に所属していました。
- 所属事務所:マセキ芸能社
元野球少年からピン芸人への転身劇
野球少年から一転、芸人の道へ
・小学校から大学まで野球一筋
・目指していたのはプロ野球選手
・早稲田大学の野球部に入部するも、昭和的な体質に限界を感じて3年で退部
・「日本の野球が合わないだけじゃないか?」とアメリカ挑戦も検討、しかし実現せず
・コロナ禍のなか、友人に誘われて「お笑い」へ急激な方向転換
トリオ結成から、いきなりの自然消滅
・幼なじみ3人でトリオを組むも、方向性が合わず1人脱退
・2人でJCA(人力舎の養成所)へ入学
・卒業後も事務所所属ならず、フリー芸人に
・ようやく見つけた仮所属のタイミングで相方が「ボートレーサーを目指す」と激白
・相方からの連絡はそのまま途絶え、コンビは自然消滅
浅草リトルシアターでの修行時代

浅草リトルシアター公式X:
・フリーでも舞台に立ち続ける覚悟
・「エントリーフィーなし」で出演できた浅草リトルシアターが救いの場に
・タイタンなど多数の事務所に落ち、ラストチャンスでマセキ芸能社に合格
面白さの原点は“片想い”だった?
・学生時代、合コンで出会った女性に7回告白
・その女性が野性爆弾くっきーさんのファンだったため「面白さで振り向かせたい」と決意
・お笑いがモチベーションに変わる原体験に
芸名「村上、元気そうでよかった」の由来
・本名の「村上」で活動していたが、「検索に強い名前」を求めて改名
・候補は「村上文明開化」→マネージャーにより却下
・日常会話の「元気そうでよかったね」から芸名が誕生
ゴッドタンでの転機と“プロレス芸人”としての魅力
・2023年『UNDER25』決勝でスベるも、佐久間Pと平場で言い合いに
・この“プロレス”が評価され、『ゴッドタン』出演のきっかけに
・大学お笑いへの挑発で話題になるも、界隈から距離を置かれる
ピン芸人としての目標と、劇団ひとりさんへの憧れ
・演技派ピン芸人として意識しているのは「劇団ひとり」さん
・子どもの頃から『リチャードホール』を愛していた
・「いちファンではいられない」とプロ意識を語る
・ただ真似るのではなく「自分だけのジャンル」を作りたいという強い意志
2025年の目標とこれから
・芸人としての収入は月2〜3万円。まだまだ厳しい現実
・『有吉の壁』『チャンスの時間』などお笑い濃度の高い番組に出たい
・若手枠ではなく、「面白いから呼ばれる」芸人になりたい
・「呼んでいただけるならなんでもやります!」と熱意をアピール
『ゴッドタン』での大注目ポイント
「学生お笑い出身芸人」への辛辣な批評
2024年4月放送の「お笑いを存分に語れるBAR 若手SP」では、村上さんが「学生お笑い出身芸人と現役の学生お笑い大学生は自信が過剰すぎる」と発言。
現役の学生芸人であるナユタに対して、「ライブで立っているだけで面白いと思っている」「前に出ることがダサいと思っている」といった辛辣な批評を展開し、スタジオを沸かせました。

「ダサい笑い」への挑戦
2024年7月放送の「ダサい笑いチャレンジ」では、先輩芸人のちゅうえい(流れ星)や高野正成(きしたかの)と対決。「デューク」と叫ぶポーズを披露し、ちゅうえいが「更家」、高野が「ウォーキング」と続けるなど、奇跡的なコラボが生まれ、爆笑を誘いました。
「この若手知ってんのか!?2024」にエントリー
「この若手知ってんのか!?」企画は、過去に三四郎やEXITなどの売れっ子芸人を輩出してきた登竜門的存在。
2024年は3月にAマッソ司会で、放送されました。
「こいつはヤバい芸人」部門で第2位に選出され、その尖った芸風と独特のキャラクターが話題となりました。
*この回の詳細は別ブログ記事にて

村上さんのネタ動画
村上さんのネタは、マセキ芸能社の公式YouTubeチャンネルで視聴できます。
代表的なネタには「パイロット」「ベロチュー」「夢」などがあります。
ネタの内容は下ネタ系が多いものの、単純な下ネタではなく、新しい発想やキャラクターを取り入れた独自のスタイルが特徴です。演技力が高く、芸術的な雰囲気も持ち合わせており、その実力は同じ芸人仲間からも高く評価されています。
「パイロット」
「ベロチュー」
「夢」

ワタシのイチオシは「ロック」。
他の登場人物の表情もアリアリと思い浮かんできて、ネタへの没入感が心地よかったです。
「ロック」
今後の活躍に注目!
「尖りすぎている」とも言われながらも、実力とセンスでじわじわと業界内で評価を高める村上さん。『ゴッドタン』を足がかりに、今後さらにブレイクする可能性大です!