このブログを書いている2025年5月現在、第28弾『隻眼の残像(フラッシュバック)』が絶賛上映中です。
映画ならではのスケールの大きさや、独特のタイトルの”読ませ方”が毎回話題になりますが、
じつはもう一つ、毎作品ほぼかならず起こる現象が「棒読み子供声優」の出演です。
気になってしまう人は、とても気になってしまうその現象の謎に迫ります。

棒読みの”大人の方”には触れません。
声優は「アフレコ体験」に当選し参加した子供たちだった!
あの子供たちは「少年サンデー」誌上で募集された、「アフレコ参加体験者」の子供たちでした!
作品によっては、エンドロールに「小学館アフレコ体験者」として出演した子供たちの名前がクレジットされているので、探してみてください。
2000年4月公開の第4作目『瞳の中の暗殺者』から始まった、歴史ある企画であり、子供たちの「一度、声優さんの仕事をやってみたい!」「大好きな名探偵コナンの世界に、自分も入りたい!」という、大きな夢をかなえるとても素敵な企画です。
その演出には賛否あり?
トップレベルの声優さんたちの演技と比べると、当然ギャップのある子供たちの演技に
「世界観が壊れる」
「急にどうした?」
など、否定的な意見も散見されます。
その気持ちも分かりますが、どうやら「この事情」を知らない人たちに多い意見のようです。
そしてむしろファンの間では(愛を込めて)「棒読みチルドレン」とも呼ばれて、毎回このシーンを楽しみにしているファンもいる様です。
アフレコ体験への応募方法と注意点
名探偵コナンの映画における「アフレコ体験」への応募は、毎年1月末から2月初旬に発売される『週刊少年サンデー』に掲載されることが多いです。
この時期に映画の試写会情報とともに募集要項が発表され、応募は2月末までが一般的です。
応募方法
- 『週刊少年サンデー』の1月末~2月上旬に発売される紙面に募集情報をチェック
- 通常は官製はがきに必要事項を記入し応募
- 3月上旬に当選発表
- 東京都内のスタジオにて、コナン役の高山みなみさんなどからの指導のうえ、収録
注意点
- 応募締め切り日は必ず確認する
- 小学生以下のお子さんに限る
- 募集は『週刊少年サンデー』以外にも、映画の公式サイトや関連サイトで告知されることもあり
まとめ
名探偵コナンの映画に毎作品出てくる、すこし場違いな子供の声優さんの正体は、アフレコ体験企画で夢をかなえた子供たちでした。
ファンの中には、そのたどたどしい演技が逆にクセになってしまい、とても注目している方も多いことが分かりました。
まだ映画版を観たこと無い方は、ぜひ子供たちの登場にドキドキしながら、その演技も楽しんで下さい!



体験収録に参加したキッズの中から、プロの声優さんが誕生したら、個人的にムネアツです!