5月下旬の早朝、神奈川県藤沢市でひき逃げ事故が発生しました。
現場の住所と、犯人に関しての情報をご提供します。
事故の概要
2025年5月24日午前4時ごろ、藤沢市湘南台1丁目の国道467号で、乗用車2台と軽自動車1台の計3台が絡む事故が起き、男女3人が軽傷を負いました。
乗用車の1台に乗っていた運転手らが車両を放置して現場から立ち去っており、藤沢北署は道交法違反(ひき逃げ)の疑いで調べています。
乗用車が赤信号で交差点に進入したことが事故の原因とみられます。
事故後、その乗用車に乗っていた運転手ら複数人は車両を置いて現場から逃走し、藤沢北署が行方を追っています。
青信号で交差点に進入した乗用車と、信号無視車両と接触した軽自動車に乗っていた20~40代の男女計3人が軽傷を負いました。

事故現場
事故現場は神奈川県藤沢市湘南台1丁目「亀井野交差点」です。


犯人は?
2025年5月26日現在、いまだ逃走中です。
事故の当事者さんによると、男3人・女1人の計4人でおそらく日本人の様だった、との事です。
続報が入り次第、ご紹介いたします。
ひき逃げに関する主な法的責任と罰則
1. 救護義務違反(道路交通法第72条)
交通事故を起こした際、運転者は負傷者を救護し、必要な措置を講じる義務があります。これを怠り現場から離れると、「救護義務違反」となります。
- 罰則:10年以下の懲役または100万円以下の罰金
2. 報告義務違反(道路交通法第72条)
事故を起こした場合、速やかに警察に報告する義務があります。これを怠ると「報告義務違反」となります。
- 罰則:3か月以下の懲役または5万円以下の罰金
3. 過失運転致死傷罪(自動車運転処罰法第5条)
注意義務を怠り、人を死傷させた場合に適用されます。
- 罰則:7年以下の懲役または禁錮、または100万円以下の罰金
4. 危険運転致死傷罪(自動車運転処罰法第2条)
飲酒運転や著しいスピード超過など、危険な運転により人を死傷させた場合に適用されます。
- 罰則:
- 負傷させた場合:15年以下の懲役
- 死亡させた場合:1年以上の有期懲役
🚗 免許に関する行政処分
ひき逃げを行うと、以下のような行政処分が科されます。
- 違反点数:35点(救護義務違反)
- 免許取消期間:最低3年間(初犯の場合)
過去に違反歴がある場合や、事故の内容が悪質である場合は、免許取消期間がさらに延長される可能性があります。