この事件が世に知られたのは、街録chさんのYouTube動画が一番大きいきっかけです。
そこでは、5歳でPTSDを発症した男の子、として山本ひなたくんが紹介され、祖母の山本順子さんがインタビューで応える動画になっています。
この記事では、ひなたくんを取り巻く11の闇を深堀して、みなさんの考えるきっかけにしてもらいたいと思います。
これは決して他人事ではありません!!
深すぎる11の闇
①2019年9月 母親がひなたくんと飛び降り心中?
ひなたくんの母親が、1歳になったばかりのひなたくんを胸に抱えたまま自宅マンション4階の非常階段から飛び降りました。
母親は残念ながら亡くなってしまいましたが、ひなたくんは腕の骨折と頭の擦り傷だけで、命に別条は有りませんでした。
なぜか?それは母親が背中から地面に落ちたため、でした。
その現場にはひなたくんの父親しかおらず、父親は「妻(ひなたくんの母)が自分で飛んだ」と証言。
防犯カメラのようなものや目撃者もいませんでした。
「飛び降りる」としたら、カラダの前方から落ちるのが自然ではないか?
背中側から落ちるという事は、誰かに押された…!?
またご遺体には飛び降りとは関係のない、謎の青あざもあった。
母親は日常的にDVを受けていた…!?
という憶測がされています。
②ひなたくんの中国人父親の人間性
ひなたくんの父親は中国国籍。彼はもともと浮気性で、何度もひなたくんの母親と喧嘩になっていた、と言われています。
そのため結果、母親は離婚してひなたくんを一人で育てる意思がありました。
その別れ話が出ていた頃、この事件が起きてしまいました。
③警察の事件への対応
母親が飛び降りた事件の証言は、先に述べた通り父親の証言のみです。
必然的に、慎重な事情聴取が求められるのは当然です。
しかし、警察は事情聴取に通訳者を同席せず、片言の日本語での取り調べだけで、「母親の自殺」と断定しました。
所轄は、いまや悪名高い神奈川県警です。
ひなたくんの祖母は警察に、事故の慎重な調査を何度も求めましたが、それが受け入れられることは有りませんでした。
④ケガの癒えたひなたくんを待っていた育児放棄
飛び降り事故の怪我も、一カ月の入院でしっかり癒えたひなたくん。
退院後、父親の元に戻りました。
「妻が飛び降りたマンションでは生活しづらいだろう」と、ひなたくんの祖父が別の住宅を賃貸契約。
そこで、父親と息子の2人暮らしが始まるはずでした。
しかし、父親はひなたくんの入院中に仕事を辞め、「ボクまだ心が傷付いています」といって求職活動もしません。
家にずっといてひなたくんの面倒をみれるはずですが、ひなたくんは毎日のように熱を出し、酷いおむつかぶれになり、手がただれている状態。
そのたびに、祖母が病院に連れて行く状況。
一日3回病院に行った日もあったそうです。
その状況に見かねた祖母が父親に詰問したところ、父親は音信不通になってしまいました。
ひなたくんが4歳になるころには、たまに連絡が取れるくらいになってしまいましたが、祖父母は、父親との定期的な面会の機会を作るよう心掛けて、実行して続けていました。
祖母が語るには
ひなたくんの「手がただれた」のは、住居の床に汚れや危険なものが転がっていて、ハイハイすることで手が傷付いたのが原因。
音信不通になっている間は「女性」のところに転がり込んでいたようだ。
その女性とは娘(ひなたくんの母親)と結婚している時から続いていたのではないか?
との事。
⑤譲らない「親権」と増える青あざ
父親が音信不通になったことで、ひなたくんは祖父母の家で暮らすことになります。
そのような毎日を過ごす中で、祖父母はひなたくんと養子縁組をしたいと父親に打診しましたが、それを拒否。
また自分のコトバで話が出来るようになったひなたくんは、父親との面会を嫌がるようになりました。
そうこうしていると、父親の交際している日本人女性から「子供(ひなたくん)を返せ」と連絡が来るように。
親権者が父親なのだから、祖父母の元で生活し続けるのはおかしい、と主張しつづけました。
そしてその女性が、父親の近隣に住み始めた途端、面会から帰ったひなたくんの体に、青あざが出来るようになりました。
⑥動かない児童相談所
祖母はこの状況を何とか止めようと、父親に何度も抗議をしましたが、逆にどんどん青あざが増える始末。
ひなたくんに聞くと、その女性だでなく実の父親からも「何かをされる」ので「絶対に会いたくない」と語ってくれました。
思い悩んだ祖母は青あざの写真と診断書をもって、児童相談所に状況を相談に行きましたが、「実際にその現場の音声や映像が無いとうごけません」との回答でした。
児童相談所からは調査する、ともしないとも言われず、ただ「情報提供ありがとうございます」と言われるだけだったそうです。
⑦ひなたくんの荷物に仕込んだボイスレコーダーに録音されていた音声
風邪薬を飲むときのひなたくんと女性のやり取りの一部。
ひなたくんは当時3歳くらいだそうです。

自分で飲めるんだったら自分でやんなさいよ!



自分で薬口の中に入れて、自分で水での飲めんだったら飲みなさいよ。出来んの?



言ったな?じゃぁ、出来なかったら引っ叩いていい?ねえ?
思いっきり叩くよ?いいの?嫌なら何でやらないの?
【視聴注意】実際の音声は、23:16~ですが、かなり精神にきます!
⑧遺族年金 年間100万円
所在不明になることもたびたびだった父親も、ひなたくんとの定期的な面会はし続け、親権も決して譲る意思は見せません。
実はひなたくんが18歳になるまで、毎年100万円が遺族年金が支払われています。
そしてその支払先は、子供を育てている人あてに支払われます。
その判断には「親権」が重要になります。
祖母が語るには
「父親が仕事をせずに日本で暮らすためには、遺族年金がどうしても必要で、そのため『親権』を手放すわけにはいかないのでしょう」
⑨裁判での親権争い
ひなたくんの祖父母と実父が、「親権」を争って裁判をすることとなりました。
祖父母は手元にある、写真・診断書・音声・ひなたくんの証言などをもって、実父の虐待を主張し、父親の親権の制限を求めました。
しかし、裁判では親権者は父親である、との判決。
祖父母が高裁に上告ましたが、そこでも同じ判決。
ひなたくんの証言は信ぴょう性に欠ける、として本人の「父親(と女性)の元には戻りたくない」という主張は受け入れてもらえませんでした。
祖父母側の弁護しが言うには「亡くなる寸前までの暴力でないと、親権を争うケースでは虐待と認められない」。
⑩不可解な弁護士と裁判長のうごき
実は一審本裁判のまえの「保全裁判」では、父の虐待を認める判断が下されています。
決め手になったのは、録音された音声でした。
しかし本裁判に進むと、全く正反対の判決が下され高等裁判所でも同様の判決が下されたのは前述の通りです。
保全裁判と第一審の祖父母側の弁護士は同じ人物なのですが、第一審が始まると急に担当弁護士に連絡が付かなくなったそうです。
結局、十分な準備が出来ないまま裁判期日を迎えたためきちんとした反論が出来ず、判決を迎えてしましました。
祖母が語るには
担当弁護士が「相手側の弁護士は自分の先輩で…」などと言ってたそうです。
それが、この動きの悪さに繋がっているかは分かりません。
また、相手の弁護士が祖父母側の証人に直接連絡を取りました。
本来、弁護士を通してコンタクトを取らなければなりません。
結果、その証人は裁判での証言を取りやめてしまいました。
祖母が語るには
「証言を約束してくれていたのですが、急に『もう裁判に関わりたくない』と拒否されてしまった。弁護士からの圧力は無い、と言っているけれども…」
さらに、一審と二審が同じ裁判官が判決を下しました。
一般的にはこのような事はありません。
通常前回の審判につづき、今回の審判にも任命された場合、裁判官自ら辞退するのが暗黙の了解になっているためです。
急にやる気のなくなる担当弁護士。
慣例を破ってまで、連続して裁判を行なう裁判官。
その裏側をどうしても勘ぐってしまいます…
⑪外国人とのトラブル
今回一番の被害者は、ひなたくんであることは間違いありません。
法で守られるべきなのは「弱者」のはずです。
しかし今回のケースでは、ひなたくんの実父が「中国人」であることが、大きな要素ではないか?との声が多くあります。
日本人と外国人との個人的な争いを切っ掛けに、それが国と国との争いに発展する可能性も0ではありません。
そのことに過剰な忖度(そんたく)が、警察、役所、弁護士、裁判所などいろいろなところで働いているのでは?と推測する人も少なくありません。
ネットでは「父親が中国本国の政治家や富裕層に関係があり、そこからの圧力があるのでは?」との発言も散見されます。ただしこの点については証拠は有りません。
ひなたくんと祖母の順子さんについて
現在祖母の順子さんはXで情報発信しています。
また、高裁判決による強制執行を停止させ、最新を求めるための署名活動も行っています。
ご賛同の方は、下記ポストよりご確認ください。
まとめ
何度も何度も何度もこどもの虐待のニュースを聞くたびに、いたたまれない気持ちになります。
今回は、国際結婚の問題もからみ、問題が複雑化しそうです。
ひなたくんが心穏やかに過ごせる日が、一刻も早く訪れるのを心からお祈りします。
追加のご報告がありましたら、随時加筆いたします。